今日の「川柳」という文芸の濫觴は、柄井川柳という前句付の宗匠が始めた「川柳評前句付万句合」興行です。
第1回の開キ(ひらき=入選発表)が行われたのが、宝暦7年(1757)8月25日です。この日が文化としての「川柳発祥の日」という事が出来ます。
2007年、川柳が発祥して250年を祈念する行事が行われました。全国で大小50以上の行事が開かれ、「川柳発祥の地」である浅草新堀端龍宝寺門前(現台東区蔵前4丁目)には、「川柳発祥の地」記念碑が建立されました。
翌年発行された『広辞苑』第6版の付録「広辞苑一日一語」の8月25日の項目が「川柳」となっているのも嬉しいことです。
翌2008年8月25日より川柳学会や台東川柳人連盟の有志の手によって「川柳発祥の日を祝う会」が継続されています。
2008年8月25日、第1回川柳発祥の日を祝う会
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元祖・柄井川柳翁
「広辞苑一日一語」える
『広辞苑』6版付録
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